繰り返すぎっくり腰でお悩みの方へ

文責:院長 柔道整復師 黒澤彰

最終更新日:2023年05月22日

1 ぎっくり腰は再発しやすいと言われています

 一度ぎっくり腰を経験すると、再発する方が多いと言われています。

 繰り返しやすいぎっくり腰の再発を防止する為には、「腰に負担のかかる無理な姿勢を取らない事」「適度な運動を行い、腰を支える筋肉量を増やす事」が大切ですが、骨盤にベルトを巻くなどの腰に意識をしやすい環境を作りましょう。

 そもそも論になりますが、痛みがなくなる事と腰の悪い状態が改善された事とはイコールではありません。

「腰の悪い状態が改善されていないから繰り返す」と仮定すると、痛みがなくなったからと言って安心するのではなく、悪い状態を良い状態に戻す事が最も重要になります。

 

 ⑴ 腰に負担の掛かる無理な姿勢とは

 重たい物を持ち上げたり、長時間立ったままの姿勢が続くと、腰に大きな負担が掛かります。

 重い物を持ち上げる際は、膝を曲げて、脚の力を使って、荷物をおへそに出来るだけ近い位置で保持した状態で持ち上げるようにしてください。

 長時間の立ち作業が続く場合は、休憩時などに腰から太腿にかけて軽いストレッチを行うなど、腰痛予防をする事をお勧めします。

 また、あまり意識されないかもしれませんが、特に前かがみの姿勢が腰に大きな負担を掛ける姿勢となります。

 椅子に座った時に猫背になっていたり、前かがみの姿勢でパソコン作業やデスクワークを行っていたりすると、腰に負担が掛かってしまいますので、良い姿勢を保つ事を心掛けて、1時間に一度くらいは立ち上がって伸びをするなど工夫するようにしてください。

 

 ⑵ 適度な運動が大切な理由とは

 そもそも、体幹にある骨と言う構造物は、ウエストのレベルでは背骨の一部である腰椎しかなく、あとは筋肉によって補強されています。

 腰を支える筋肉量が少ないと、腰への負担が大きくなる事で腰痛が悪化してしまいます。

 その為、ぎっくり腰の再発予防や腰痛の悪化防止の為には、腰を支える筋肉量を増やす事が大切です。

 また、適度な運動を行い、腰周辺の筋肉や靭帯の柔軟性を高める事も、ぎっくり腰の再発防止に有効です。

2 繰り返すぎっくり腰でお悩みの方は接骨院にご相談ください

 ぎっくり腰になりやすい原因は、人それぞれですし、原因が一つとは限りません。

 骨盤の歪みや猫背など、腰に負担が掛かりやすいお身体の状態になっていると言う事も考えられます。

 このようなケースですと、身体を良い状態に整えない限り、腰に負担が掛かりやすい状況が続いてしまい、腰痛が再発しやすくなってしまいます。

 当院は、ぎっくり腰の原因を追究し、その原因となっている部分が改善されるように刺激する事で、お身体を良い状態に戻し、ぎっくり腰を繰り返さない身体作りを目指しています。

 腰痛の原因の根本改善を目指す事で、繰り返し悩まされていた腰痛から逃れる事が出来るかもしれませんので、まずは一度当院にご相談ください。

PageTop